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家を建てる ~土台敷き~

2024年05月17日
大田原店

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建築中のI様邸では、土台敷きの工程になりました!

今回は、住まい館の松田から、どうやって家が建っていくのかな?
「土台敷き」ってどんな作業?
お伝えさせていただきます。

 

まずは材料です(;^ω^)!

土台、大引きと呼んでいる木材↑

床断熱工法の床断熱材↑

床の構造用合板↑

こんな風景です↑
他に金物とくぎ、ビス、接着剤、養生材です。

 

「土台敷き」とは、
完成した基礎コンクリートの上に、土台と呼んでいる木材を設置していく作業になります。

木工事のスタートの工程になり、大工さんの作業のはじまりの工程でもあります。

 

土台敷きの日数ってどれくらいかかるのか?

建物の大きさや工法により変わっていきますが一般的な工法で2日間程度はかかります。
大きな建物や、工法により行う作業工程が増えると3日、4日かかることもあります。

 

土台敷きの具体的な手順は次の通りです。

1.基礎にスミ出し:
基礎の上に土台(木材)を設置する基準の線を付けます。

2.基礎パッキンの設置:
基礎の上に基礎パッキンを敷きます。この部分から外気と床下に空気が流れ換気を行います。

 

3.土台にボルト穴の加工:
土台に基礎から出ているボルトの位置に合わせて穴をあける加工をします。基礎から立ち上がっているボルトの位置を測り穴を加工するために、現場での加工になります。

 

4.土台の配置:
工場で加工をして現場へ搬入しました土台(木材)には、「番付け」と呼ばれるタテ-ヨコの番号記号が入っています。この番付けに合わせて敷きならべます。

5.アンカーボルト締め付け:
土台のタテ-ヨコの通り、角度を確認しながらボルトへ座金と呼ぶで金物で締め付けて土台を固定していきます。

ボルトの上端の高さが、土台の高さに揃っています。
この高さになるように、基礎工事の時にボルトの高さをセットしているんです!

 

6.大引きの設置:
大引きと呼んでいる木材を土台へ設置します。床束を設置して土台と高さを合わせます。

この木材の接合する形を「蟻掛け(ありかけ)」と呼んでいます。
この形にすることで、継手の強さや引き抜きの力にも強いという形みたいです。
すごいですね。

 

7.床断熱材の敷設:土台と大引きで桝になった部分に、床断熱材を敷設します。

 

8.床合板張り:
構造用の合板を土台の上に張ります。この工法を剛床工法と呼んでいます。

 

「土台敷き」は家を建てる工程の重要なひとつになります。

この「土台敷き」で、土台の高さに大きな違いがあったり、縦と横で角度に大きな違いがあると後工程に影響が発生してしまいます。注意をしながら進める必要がある工程になります!

「土台敷き」をお伝えさせていただきました。
さらに詳しく工事中の現場などをご見学されたい方は、住まい館の松田宛へどうぞ!

住まい館のスタッフは、
お客様の楽しい家づくりをお手伝いさせていただいております(^_^)

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