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薪ストーブの家(3)

2025年07月11日
那須烏山店

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前回までは、現在の住まいを購入した経緯や購入時の家の状態など、お話ししましたが、ここからは大工工事未経験の私が悪戦苦闘しながら、理想の住まいに変えていく改築工事をできるだけ、詳しくお話しします。

当時他県に住んでいた私は、仕事の休みを利用して週2日片道100キロを通い少しずつの作業です。

週2日とはいっても、頭を駆け巡る構想にワクワクしながら早く出発したい私に対し、なかなか準備が進まないワイフ、という訳で到着するのはいつもお昼頃、翌日のお昼過ぎには、また帰らないといけないので、自室作業できるのは、週1日(涙)。

そんな状態で最初に取り掛かったのは寝室です。

北東の角にある6帖の和室とそれに面している一間の板の間と押し入れを8帖の洋室に、その奥の一間の押し入れと一間の床の間をクローゼットにします。

天井を剥がし塗り壁を壊し柱を1本抜きました(しっかり補強はしておきました)、そして畳を取り除き、床板を剥がす、すると床下は案の定土がむき出しで、湿気の含んだ嫌な臭い一気に充満しました。

壊すだけでも数日かかる為、こんな虫やほこり、湿気を含んだカビ臭の中でねとまりしなければなりません。

まだ工事に取り掛かっていない和室の続き間の部屋に、昔家族で使っていたコールマンのキャンプ用テントを張り、薄暗い部屋の中でラジオをつけ、クーラーボックスで持ち込んだ飲み物や、食べ物を食べながら、静かな夜を過ごします。

そんなある夜中のことです、かすかに聞こえた「チーン!」

まるで仏壇のおりんの様な音が———–?

ワイフと目を合わせてフリーズ

何! 誰! なに!・・・・・・・To be continued

設計課課長より

 

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